【34】ペニンシュラキッチン メラミン扉(白)
新築住宅に設置させていただいた今回のキッチンは、ユーロキッチンズで初めてとなる135度の変形キッチンとなりました。土地の形状により、通常のキッチンではうまくレイアウトできないため、より効率的にキッチンを活用できるようにこのような形状になりました。
まずはご主人様がお気に入りの、階段から見下ろした画像から紹介させていただきます。
今回の天板はセラミック素材のデクトン(石種はベガ)を採用しています。320cm×144cmの原板を最大限に活用して、継ぎ目なしの1枚で最大限の寸法になっています。
シンク側の奥行きは70cmでコンロ側の奥行きは100cmです。リビング側からみた長さはシンク前が254cmでコンロ前が約80cmとなっています。
ちょうど、入口から入って階段との間が通路となっております。無垢のフローリングやアイアン手摺の階段など、とてもバランスが良く、素敵な空間になっていますね。(写真撮影が下手くそで、斜めになってしまっていますが・・・)
扉材はアイカのメラミン(K-6001KM)のハンドルレス(J型)でスッキリとしたデザインです。ブルーグレーのアクセントウォールには冷蔵庫が置かれる予定です。
背面の収納は今回は設置しませんでした。まずは、実際に暮らしてみて、導線や収納すべき物を把握してから、検討されるという事です。送料や作業コストが余計にかかってしまいますが、このような考え方も有りだと思います。
シンクの前には、扉材と同じバックパネルが貼られていますが、コンロ前は収納になっています。
コンロキャビネットにはハーフェレのバスケットワイヤータイプの引き出しです。弊社では初めての採用となりますが、ソフトクローズ機能も付いていて、とても使いやすそうでした。
幅15cmのボトルラックです。
幅30cmのボトルラックです。どちらも上部のラックは自由に上下出来ます。
シンク下はオープンになっており、ゴミ箱などを置くスペースになります。フィックス部分にはタオルバーとして使うためのステンレスバーハンドルを取り付けました。
食洗機はミーレ25周年モデル(G4920SCi)をお選びいただきました。
セラミック天板はデクトンのベガ、シンクはトヨウラのステンレスシンク(N760ZWDL)です。15Rの適度なコーナーのスクエアシンクで側面にリブが1本ついています。
水栓はデルタのタッチ水栓でトリンシック(9159T-AR-DST)という機種になります。仕上げはいつものクロームではなく、アークティックステンレスというマットな仕上げになっています。
レンジフードはアリエッタのバルケッタ、ガスコンロはリンナイのリッセになります。
初めての変形キッチンという事で、工事前はとても緊張しましたが、うまくいって良かったです。